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「ゆびとま」の誕生
「始めは長崎の私の出身校しかなかった」。96年、同窓会に参加した同氏、はわずか1週間で同窓会サイト「この指とまれ!」を開設する。都道府県は揃えたものの、登録されている学校はごくわずか、小久保氏の出身校からの出発だった。まったくプロモーションをしなかったという同サイトだが、徐々に登録数を増し、口コミだけで3年後には、30万人をこえるマンモスサイトに成長する。「サーバー増設とユーザー増加のいたちごっこ」。ウェブ同窓会の趣旨に賛同してくれた多くの企業からの支援と、4人の従業員や全国600人のボランティアの協力、あとは、わずかながらの広告収入での運営が続いた。
99年10月、そんなサイトに転機が訪れる。TV番組で紹介されたのだ。「サーバーがパンクする・・・」。視聴率20%を超える同番組に、小久保氏は恐れをなしたという。放映前に、8台のサーバーを増設。だが、それでも放映後の登録者30万人増には、耐え切れなかった。2ヶ月間サイトは停止。その後も3000人/日ペースで登録されるユーザーに、同氏は断りつづけてきた出資を受け入れ運営組織の法人化を決意する。「これまで運営にかかる人件費は多くのボランティアによって何とかまかなえてきた。でも、いずれ1000万人に到達する登録者に必要な100台のサーバーは、ボランティアの域を越えてしまっている」。今年2月、有限会社ヌーベルバーグを組織変更する形で、株式会社ゆびとまを設立。これにより、夏までに100台のサーバーを増設する目途をつけた。その頃には、サーバーへの負荷から中断を余儀なくされていたチャットも再開できる。
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「ユーザーからは課金は考えてません」。個人サイト時代からの目標である「1億3000万人のコミュニティ環境」を目指し、ゆびとまは今、新たなステージに突入した。
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http://yubitoma.sphere.ne.jp/
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