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「 窓から見える景色がすごく汚れて見える時があるんですよ
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木南陽介(きみなみようすけ) 1974年10月5日神戸生まれ。1993年3月神戸高校を卒業し、同年4月京都大学総合人間学部に入学。環境経済学と環境化学を専攻し、生態系などについて研究。漠然と環境への興味をもつ。1995年の夏に関西発のプロバイダーザクソンインターネットでアルバイトし、プロバイダー事業をゼロから立ち上げ準備に参画。経営に興味を持ち1994年7月、京都大学の仲間を中心として有限会社メディアマックスジャパンを設立、代表取締役に就任する。卒業後、マッキンゼーに入社。新規事業と事業再構築に2年間従事し、退社。2000年5月30日、株式会社リサイクルワンを設立。同社代表取締役CEOに就任する。 株式会社リサイクルワン 設立:2000年5月30日/資本金:1000万円/代表者:木南陽介/本社:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14−1 ハッチェリー渋谷/TEL:03-3464-3566/FAX:03-5428-2605 |
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起業されたキッカケについて教えていただけますか。 一番最初のキッカケは、大学時代に関西発のインターネットプロバイダー事業を始めたザクソンインターネットという会社でアルバイトをしたことですね。もともとソフトウェアの開発会社だったので、プロバイダー事業のまさに立ち上げから関われたんです。その時に、事業を起こすっていうのは面白いなと思いましたね。で、ふと自分の大学にいる周りの人間を見渡したら、一線の技術者が揃っていることに気づいたんですよ。それで、96年に大学在学中だったんですが、有限会社メディアマックスジャパンという会社を設立しました。 そうだったんですか。今もその会社は存続しているのですか。 はい。2年後には、後輩に会社を譲ってしまったのですが、現在も存続して儲かっているようです。 大学卒業後にマッキンゼーに入社されてますよね。 大学時代に一度インターンをしてまして、その時に広い視点でモノを見れたり、環境としてまわりにいる人が面白かったんですよね。それでというのはありましたね。でも実は、入社した時点で、2、3年したら自分で事業を興すということは決めてたんです。 何の事業にするかというのは決まっていたのですか。 いえ。でも漠然と環境方面というイメージはありましたね。高校のときに山岳部に入っていたり、大学の専攻も環境との繋がりが深かったりと、もともと環境への関心は高かった。新幹線とかで神戸に帰るとき、窓から見える景色がすごく汚れて見える時があるんですよ。自分が事業を起こすことで、少しずつこの環境を良い環境へ戻していけたらとは思ってました。 リサイクルワンの事業内容を教えていただけますか。 産廃と呼ばれる産業廃棄物の処理企業や処理施設と各産廃排出業者をインターネット上でマッチングする「場」を提供しています。環境は非常に大きな問題になってまして、いくつもの新しい法律が生まれているんですね。例えばダイオキシンなどの規制に関しては80倍も規制が厳しくなった。それまで、そのまま排出できたものが、キチンとした処理をしないと廃棄できなくなった。そこで、そういった企業と施設をマッチングするサービスを展開しています。 そんなに規制というのは厳しくなったのですか。 すごいですね。特にここ2、3年で、一気に法律が制定されました。家電リサイクル法というのは一般に良く知られていますよね。例えば同じ2001年4月に制定された食品廃棄物リサイクル法というのは、缶詰工場なんかで大量に廃棄されていた生ゴミを肥料として活用するために管理責任を規定したものだし、その1年前には容器包装リサイクル法という法律で、スーパーなんかのビニール袋や包装紙についての規制をおこなった。環境に与える影響を加味した料金が新たに発生したわけですね。他にも建設関連や畜産のリサイクルに関する新法や、ダイオキシンなどの有害物質関連など、廃棄物に関しての法律はこの2、3年で大きく変化してきているんです。 そこに、廃棄物・リサイクル資源取引のニーズがあるということですか。 そうですね。すでに手ごたえも感じています。実はもともと産業廃棄物のリサイクルに関して日本は世界的にもかなり進んでいる方なんですよ。現在廃棄物の6割は燃やして埋められているわけですが、あとの4割はリサイクルされている。でもここ10年でこの割合が逆転するといわれているんですね。リサイクルが6割になる、と。それで何年か前からリサイクル施設や産廃処理施設は、急激にそのキャパシティを増やしてまして、処理能力に比べてまだ空きがあるんです。その空いている施設の稼働率を上げるために、リサイクルワンでは、インターネットを使って取引の「場」を提供しているというわけです。 なるほど。具体的にはどのようにして、取引を実現しているんですか。 現在リサイクルワンに会員登録して頂いた再生処理企業(150社)に対しては資源の募集をしたり、頂いている依頼案件のリストを提示したり、リサイクル技術、関連法規についての質問に対応したりしています。排出企業側に対しては、会員の再生処理企業はもちろん6,500社に及ぶ全国の産廃処理企業の情報や、10,000に及ぶ全国の処理施設データベースから検索をかけて発注することが出来る仕組みを提供してます。あとは、定期的にサイトやメールマガジンなどで、産廃関連のあらゆる情報を会員向けに発信しています。 収益モデルを教えていただけますか。 収益は、再生処理企業側から頂く会費(25,000円/月)と、期間限定の仲介料、それと様々なリサイクルや環境、経営に関するコンサルティングなどですね。あと、システム構築の依頼にも対応しています。 期間限定の仲介料だと、その後に直接取引きが始まってしまうのではないですか。 もちろんそうです。でもそれは当然ですし、1つの案件紹介に対して関与しつづける方がおかしいですよ。 たしかに。最後に今後の展開について教えていただけますか。 有料化自体が昨年の1月からですので、本当にこれからが勝負です。目標としては、再生処理企業の会員数を1,000社ですね。あとは、そうですね。ウチの場合インターネットというよりは、リサイクル業界や産廃業界内での活動が中心なんですね。ようやく業界内での認知度が高まってきたので、それをうまくビジネスに結びつけて更に価値を高めたいですね。 (取材日:2001年1月16日) |
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■関連サイト 株式会社リサイクルワン http://www.recycle1.com/ ■関連ニュース アーパ、リサイクルワンとISO9001/14001取得支援コンサルで業務提携 http://www.venturenow.tv/venturenews/vn20010918-01f.html |
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